更新: 2024.10.02
令和6年9月19日(木)、10月1日(火)に松阪地区木材協同組合で木工教室が開催されました。この木工教室では松阪市立天白小学校5年生の生徒73名、米ノ庄小学校4年生の生徒17名が参加し、三重建労松阪支部からは講師として大工3名が指導を行いました。
丸太のこぎり体験では、スギやヒノキそれぞれの間伐材をのこぎりで切る作業を体験してもらいました。
生徒のみなさんは丸太のこぎり体験では、間伐材を切る際にのこぎりを真っすぐ押して、引くことに苦戦されていましたが、職人のみなさんが困っている生徒に「押すときには力を入れず、引くときに力を入れて両手でのこぎりを持ち、真っすぐ引く」とお手本を見せながら、丁寧に指導していました。
木工教室では、事前に用意された木材キットで、木製のミニラックを作成しました。これは、はじめに取っ手、横板、底板の順番に釘打ちをし、仕上げにサンドペーパーで磨き上げて完成です。
生徒のみなさんは釘を真っすぐ打つことに苦戦されていた様子でしたが、職人のみなさんが悩んでいる生徒にすぐに声をかけて、手を添え、釘の打ち方のコツなどわからないところを丁寧に指導していました。友達に完成した作品を「僕の作ったやつ見てー。すごいでしょ」と自慢気に見せたりと終始楽しそうにしており、木材に触れることの喜びやモノを作ることの楽しさを感じていただいたことと思います。
ご協力いただいた組合員のみなさん、ありがとうございました。
【丸太のこぎり体験】
▲丸太のこぎり体験での様子
【木工教室】
▲木工教室での様子
(C) MIE KENRO MATSUSAKA
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