更新: 2025.06.05
令和7年6月3日(火)に松阪地区木材協同組合で丸太のこぎり体験と木工教室が開催されました。この木工教室では松阪市立中川小学校4年生の生徒97名が参加し、三重建労松阪支部からは講師として大工3名が指導を行いました。
丸太のこぎり体験では、スギやヒノキそれぞれの間伐材をのこぎりで切る作業を体験してもらいました。
生徒のみなさんは丸太のこぎり体験では、間伐材を切る際にのこぎりを真っすぐ押して、引くことに苦戦されていましたが、職人のみなさんが困っている生徒に「押すときには力を入れず、引くときに力を入れて両手でのこぎりを持ち、真っすぐ引く」とお手本を見せながら、丁寧に指導していました。
生徒のみなさんは「今まで生きてきた中で今が一番楽しい!」「もっとたくさん切りたい。めっちゃ楽しい。今日だけじゃなくてもっと遊びに来たい!」「僕の切った木からいい香りがする!」など終始楽しそうにしており、木材に触れることへの喜びを感じていただいたかと思います。
木工教室では、事前に用意された木材キットで、木製のミニラックを作成しました。これは、はじめに取っ手、横板、底板の順番に釘打ちをし、仕上げにサンドペーパーで磨き上げて完成です。
生徒のみなさんは釘を真っすぐ打つことができず、苦戦されていた様子でしたが、職人のみなさんが悩んでいる生徒にすぐに声をかけて、手を添え、釘の打ち方のコツなどわからないところを丁寧に指導していました。作品が完成すると友達に作品を自慢気に見せたりとモノを作ることの達成感や楽しさを感じていただいたことと思います。
ご協力いただいた組合員のみなさん、ありがとうございました。
▲丸太のこぎり体験の全体指導の様子
▲丸太のこぎり体験で実際に生徒が体験中の様子
▲木工教室でのミニラック作りの様子1
▲木工教室でのミニラック作りの様子2
▲木工教室でのミニラック作りの全体の様子
(C) MIE KENRO MATSUSAKA
三重県建設労働組合 松阪支部
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